戦後、建築基準法が制定されてから、それにアンカーボルトで土台を固定する方法になりました。
これで柱は地面から離れて高い位置に立ち、湿気から解放されて腐食の心配もなく、また布基礎に土台が固定されたことで耐震性もアップしました。

さらに、筋交や火打ち梁、火打ち土台などで直角に固定します。地震大国日本の技術が考案した、非常に強度の高い構造になっています。つまり「法規を守って建てれば」地震があっても決して倒壊することはない、それが今日の住宅の構造なのです。